2011年 01月 29日
蟹工船-72 |
蟹工船 xie4 gong1 chuan2 かにこうせん
紹介されている中国語訳 ↓
驱逐舰象只并着翅膀的灰色水鸟,似动不动地摇晃着身子在漂浮。看上去,整个船长是一种昏然大睡的样子。烟筒冒出来的烟,比烟卷儿的烟还细,象条毛线似的,在天风的空中升起。
监工和杂工头儿们,天都晌午了还没起。
“胡作非为的畜生!”渔工一边干活一边嘟喃。
厨房的犄角上,随便吃得乱七八糟的空蟹肉罐头和啤酒瓶子都推成了山。到了早晨,就连昨天把这些东西端到客厅去的侍应生自己也吃了一惊:怎么吃喝了这么多!
由于工作关系,侍应生很熟悉船长、监工、工房主任这些人的真实生活,而这些是渔工们怎么也无法知道的。
同时,对比之下,他对渔工们悲惨的生活(监工一醉酒“臭猪、臭猪”地叫渔工们)也是很清楚的。平心而论,上边的人是傲慢的,为了赚钱,满不在乎地设下骇人听闻的毒计,渔工水手们就那么乖乖地上套儿!—— 那真是太惨了。
他们什么也不清楚的时候还好—— 侍应生老是这么想。他觉得他自己就知道:非出点什么事情不可,没法不出事。
翅膀 chi4bang3 翼
胡作非为 hu2zuo4fei1wei2 非道な行いをする、勝手気ままに悪事を働く
犄角 ji1jiao3 すみ、角
平心而论 ping2xin 1er2lun4 冷静に論じる、公平に論じる
满不在乎 man3bu2zai4hu 少しも気にせず
骇人听闻 hai1ren2ting1wen2 世間を驚かす
毒计 du2ji4 悪だくみ ←第一次写 ‘毒汁’ 。こわっ
驱逐舰好似一只收起翅膀的灰色水鸟,浮在海面上,微微地晃动着身子。看上去整条舰船仿佛昏昏沉沉“睡着”似的。天空没有一点风丝儿,烟囱冒出一缕比香烟的烟雾还细的轻烟,活像一根毛线,直飘上去。
到了晌午,监工和杂工头子一帮子人仍未起床。
“放肆的杂种!”一个渔工边干活儿边喃咕着。
在伙房的一个角落里,杯盘狼藉。到了早晨,连亲手给他们端过酒菜的男侍,也为之一惊,想不到这帮家伙竟能填得下这么多饭菜。
男侍因为工作的关系,了解到许多渔工和船员们无法知道的有关船长、监工、工房代表等人骄奢淫逸的生活,同时也熟悉渔工们的悲惨遭遇(监工一喝醉,便把渔工叫做“猪仔、猪仔”的),两者形成鲜明的对照。说句公道话,上层人物傲慢,为了挣大钱,可以不择手段。渔工和船员很轻易就上他们的当。实在叫人看不下去。
男侍常常这么想:还得什么都不知道的好。他似乎有某种预感,觉得一定会出事的,不可能不出事。
风丝儿 feng1si1er 微風、そよ風
仍未 reng2wei4 まだ~しない
杂种 za2zhong3 畜生、(雑種)
杯盘狼藉 bei1pang2 lang2ji2 宴会で盃や皿が乱雑になっている様子
骄奢淫逸 jiao1she1 yin2yi4 贅沢三昧の無軌道な暮らし
说句公道话 shuo1ju4gong1dao4hua4 公平に言えば
公道=公平、公正
駆逐艦は翼をおさめた灰色の水鳥のように、見えない程に身体をゆすって、浮かんでいた。それは身体全体が「眠り」を貪っているように見えた。煙筒からは煙草の煙よりも細い煙が風のない空に、毛糸のように上っていた。
監督や雑夫長などは昼になっても起きて来なかった。
「勝手な畜生だ!」仕事をしながら、ブツブツ云った。
コック部屋の隅には、粗末に食い散らされた空の蟹罐詰やビール瓶が山積みに積まさっていた。朝になると、それを運んで歩いたボーイ自身でさえ、よくこんなに飲んだり、食ったりしたもんだ、と吃驚した。
給仕は仕事の関係で、漁夫や船員などが、とても窺い知ることの出来ない船長や監督、工場代表などの、ムキ出しの生活をよく知っていた。と同時に、漁夫達の惨めな生活(監督は酔うと、漁夫達を「豚奴(ぶため)豚奴」と云っていた。)も、ハッキリ対比されて知っている。
公平に云って、上の人間はコウマンで、恐しいことを儲けのために「平気」で謀んだ。漁夫や船員はそれにウマウマ落ち込んで行った。― それは見ていられなかった。
何も知らないうちはいい、給仕は何時もそう考えていた。彼は、当然どういうことが起るか― 起こらないではいないか、それが自分で分るように思っていた。
★[日] 小林多喜二著 李思敬 : 译注 尚永清 : 校订
出版时间: 1981.1月 北京出版社 出版
★[日] 小林多喜二著 叶渭渠 : 译
出版时间: 2009.1月 译林出版社 出版
by fumisan_fumisan
| 2011-01-29 16:33
| 蟹工船