2010年 01月 19日
蟹工船-44 |
蟹工船 xie4 gong1 chuan2 かにこうせん
紹介されている中国語訳 ↓
在内地,工人越来越“不听话”了,太过分的事情行不通了,市场也差不多开辟光,没什么油水了,于是资本家就“向北海道、库页岛”伸瓜子。在那里,象在朝鲜、台湾这些殖民地一样,他们可以畅畅快快无法无天地“残酷役使”工人。他们清清楚楚地知道,尽管这么干,也没有谁敢说一句什么话(也没有谁敢说一句话)。在“开辟公路”、“铺铁路”的土工工棚里,壮工们随随便便就被打死,还不如个虱子。因为受不了折磨,于是就逃跑。逃跑的一抓住(逃跑的一被抓住),就捆在桩子上让马拿后腿踢,要不就放在后院里让大狗咬死。
而且还当着面作给大伙看(而且还当着大伙的面做给大伙看)。听见肋骨在胸腔里闷声闷气的嘎巴一断,就连“算不上人”的土工也有的(土工有的也)不由得把脸捂起来。打昏过去,就拿凉水沷醒,反来复去地(翻来覆去地)这么折磨,最后,象个衣服包似的让大狗用那强劲的脖子抡来抡去给抡死,象一滩泥似的扔在场地的角落上以后,身上还有的地方一下一下地抽动。冷不防拿烧红的火筷子烫屁股,或者拿六棱棍子打得人直不起腰来,这种事“每天”都有。正吃着饭,突然房后惨叫起来。接着就飘过来一股人肉烧焦了的腥气味儿。
“算了,算了!这饭根本没法吃了!”筷子扔了,可是也只是沉着脸面面相觑。
● ↓ 下面翻译的人: 叶渭渠 2010. 1.26 追加 *把叶渭渠的译文从这里到文章的开头,一点点地抄写。
在内地,工人们的“力量大”,来硬的一套已经行不通了,于是资本家将大部分市场都开发了,已经到了穷途末路的地步,所以就把魔掌伸向北海道、库页岛。他们在这里,如同在朝鲜、台湾等殖民地一样,可以为所欲为地“虐待工人”。别人说不出口的事,资本家也干得出手。
在“筑公路”、“铺铁路”的工程队里,打死一个土工,比捏死一只虱子还要随便。有的人不堪虐待,逃跑了。这些人一旦被抓回来,就被缚在木桩上让马用后蹄踢,或推到院子里让狼狗咬。而且拿来示众。“非人”的土工,有的听见别人胸口响起折断的肋骨的喀喀声,不由得捂住面孔。挨打的人昏死过去了,他们就用水沷醒,这样死去活来好几次。最后,像包袱一样,把人挂在狼狗粗壮的脖颈上,给活活拖死。然后,一股脑地把尸体扔到广场的一个角落里。这时,尸体上的一些肌肉还在抽搐着。用火钳子肆无忌惮(si4 wu3 ji4 dan4)地烙屁股,或者用棱角棒把人打得直不起腰杆,这更是“司空见惯(si1 kong1 jian4 guan4)”的事了。正在吃饭的时候,突然屋后响起了一阵凄厉的叫声。接着,飘来一股烧人肉的腥臭气味。
“不吃了,不吃了。这种饭怎能吃得下呢。” 大家扔下筷子,脸色阴沉下来,互相对望着。
— 内地では、労働者が「横平(おうへい)」になって無理がきかなくなり市場も大体開拓されつくして、行詰ってくると、資本家は「北海道・樺太へ!」鉤爪をのばした。其処では、彼等は朝鮮や、台湾の殖民地と同じように面白い程無茶な「虐使」が出来た。然し、誰も何んとも云えない事を、資本家はハッキリ呑み込んでいた。「国道開たく」 「鉄道敷設」の土工部屋では、虱より無雑作に土方がタタキ殺された。虐使に耐えられなくて逃亡する。それが捕まると、棒杭にしばりつけて置いて、馬の後足で蹴らせたり、裏庭で土佐犬に噛み殺させたりする。それを、しかも皆の眼の前でやってみせるのだ。肋骨が胸の中で折れるボクッとこもった音をきいて、「人間でない」土方さえ思わず顔(額)を抑えるものがいた。
気絶をすれば、水をかけて生かし、それを何度も何度も繰りかえした。終いには風呂敷包みのように、土佐犬の強靭な首で振り廻されて死ぬ。ぐったり広場の隅に投げ出されて、放って置かれてからも、身体の何処かが、ピクピクと動いていた。焼箸をいきなり尻にあてることや、六角棒で腰が立たなくなる程なぐりつけることは「毎日」だった。飯を食っていると、急に、裏で鋭い叫声が起る。すると、人の肉が焼ける生ツ臭い匂いが流れてきた。
「やめた、やめた— とても飯なんて、食えたもんじゃねえや。」箸を投げる。が、お互暗い顔で見合った。
好几个人由于脚水肿(*脚气病)病死了。都是因为(被)硬逼着干活的缘故。死了以后,也因为“没空儿”,尸体就那么好几天好几天地扔着。在通往房后的暗处,从胡乱盖着的席子边上,只露出两只黑黄而枯槁的脚,象小孩子的脚似的,显得非常小。
“脸上糊满了苍蝇,从旁边一过,就嗡地(一)下子全飞起来了。”
有个人拿手咚咚地敲着脑门儿,一进来就这么说。
人们早晨摸着黑就被赶到工地,然后一直干到只能见镐尖白花花地一闪一闪而看不见手底下为止。大家对设在附近的监狱里的囚犯反倒羡慕起来了。尤其是朝鲜人,不仅受师傅的、工头的,而且受同样是壮工的(日本人的)“踩在脚下”一般的对待。
警察尽管驻在离那里三四十里地远,也还是不时的带着个笔记本,拿腿腿着前来调查。有时一直呆到天黑,有时就住下来。不过一次也没有到壮工那边露过面儿。回去的时候,满脸通红,一边走着一边在大道中间就象学消防队似的哗哗地朝西外撒尿,嘴里还嘟嘟喃喃地不知念叼着什么走了回去。
好些人积劳成疾,患脚水肿病死去。死了也“没工夫”埋葬,就那么撂上好几天。在工棚黑压压的角落里,有人看见随便用草席子包裏着的尸体,在席边露出两只黄黑黄黑的没有血色的脚,干缩得很小孩子的脚丫一样。
“尸体脸上落满了苍蝇,打旁边走过,嗡地一下子全都飞起来了!”有个人一边不停地用手拍着脑门,一边走进来说道。
天还没亮,大家就被撵到工地去,一直干道黑得伸手不见掌,刨一镐闪出一溜火星的时候为止。现在大家反倒羡慕起关押在附近监狱里劳动的囚犯来了。特别是朝鲜人,受到了老板、工头,还有伙伴中的日本壮工的“非人”待遇。
离那儿四五里地的村派出所的警察,经常拿着记事册跑来调查。有时候傍晚才走,有时则在那儿留宿。可是他从没在土工面前露过面。他回去的时候,满脸通红,走在马路当中,像消防队防水似的向四处撤尿,嘴里还喃喃自语地不知说些什么。
脚気では何人も死んだ。無理に働かせるからだった。死んでも「暇がない」ので、そのまま何日も放って置かれた。裏へ出る暗がりに、無雑作にかけてあるムシロの裾から、子供のように妙に小さくなった、黄黒く、艶のない両足だけが見えた。
「顔に一杯蠅がたかっているんだ。側を通ったとき、一度にワアーンと飛び上るんでないか!」
額を手でトントン打ちながら入ってくると、そう云う者があった。
皆は朝は暗いうちに仕事場に出された。そして鶴嘴のさきがチラッ、チラッと青白く光って手元が見えなくなる迄、働かされた。近所に建っている監獄で働いている囚人の方を、皆はかえって羨しがった。殊に朝鮮人は親方、棒頭からも、同じ仲間の土方(日本人の)からも、「踏んづける」ような待遇をうけていた。
其処から四、五里も離れた村に駐在している巡査がそれでも時々手帳をもって、取調べにテクテクやってくる。夕方迄いたり、泊りこんだりした。然し土方達の方へは一度も顔を見せなかった。そして、帰りには真赤な顔をして、歩きながら道の真中を、消防の真似でもしているように、小便を四方にジャジャやりながら、分らない独言を云って帰って行った。
★青い文字は訂正した部分。
★緑色の部分は、唐さんから指摘のあった部分です。原文の横に付けました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
畅快 chang4kuai4 気持ちが伸びやかである、晴れやかである
役使 yi4shi3 使役する、強制的に働かせる
虱子 shi1zi しらみ
咬死 yao3si3 噛み殺す
肋骨 lei4gu3
胸腔 xiong1qiang1 胸腔
闷声闷气 meng1sheng1 men1qi4 声が内にこもる
捂wu2 押さえる
打昏 da3hun1 おかしくなる(頭が)
沷 po1 ザーッと水をまく
折磨 zhe2mo2 苛む、苦しむ、さいなみ、試練
一滩 ; 量词 (泥)
烫 tang4 やけどをする
屁股 pi4gu 臀部、おしり
六棱 liu4leng2 六角
惨叫 can3jiao4 悲鳴をあげる
抡 lun1 振り回す
面面相觑 mian4 mian4 xiang1 qu4 互いに顔を見合わせる
脚水肿(*脚气病) 中国語の説明=脚气;维生素乙缺乏症,严重者可以引起浮肿,下肢麻痹,严重时能冲心致死。姑译为“脚水肿”。
镐尖 gao3tou2 ツルハシ
硬逼 ying4bi1 無理にやらせる、強要する
苍蝇 cang1ying ハエ
嗡 weng1 ブンブン(虫の羽音)、ガンガン(機械の音)
囚犯 qiu2fan4 囚人
对待 dui4dai4 対応する、対処する、臨む
腿着 tui3zhe 歩く、歩行する ★中国語原文にある説明 ;腿着;徒步,走远路。北方话中不太规范的俏皮的说法
嘟嘟 du1du1 ブーブー
喃喃 nan2nan2 ぶつぶつ独り言をいう、つぶやく
★[日] 小林多喜二著 李思敬 : 译注 尚永清 : 校订
出版时间: 1981.1月 北京出版社 出版
★[日] 小林多喜二著 叶渭渠 : 译
出版时间: 2009.1月 译林出版社 出版
by fumisan_fumisan
| 2010-01-19 19:40
| 蟹工船